自動注水振とう装置
環境庁告示(公定法)では、土壌溶出試験では6時間振とうが掲げられています。
本装置は、指定した任意の曜日、時刻に振とうを終了するように純水を自動注水し、振とうを行います。
動作フローは、「振とう終了時刻を設定」→「純水の自動分取」→「振とう容器へ純水注入」→「6時間振とう」です。これにより始業時からろ過作業を行うことで、公定法の6時間振とうを遵守しつつ、効率的に作業を進めることが出来ます。
なお、本装置はTAITEC製溶出試験振とう機TS-20(N)と組み合わせて使用します。
主な特長
1.高精度検出
純水計量部は自動分析メーカーとして独自の水栓センサー式を開発。高精度かつトラブル発生を抑えた機構で、純水注入を行います。
2.ワンタッチ接続アダプターを採用
純水容器と振とう容器間の接続アダプターは、ワンタッチ式を採用。振とう容器の取外しの煩わしさを軽減しております。
3.コンタミ防止
洗浄モードにより計量槽及び純水吸引ラインを洗浄します。また、ピンチバルブ式の電磁弁を採用することによりサンプルの付着をしにくくしております。
4.どなたでも簡単操作
本装置の操作はすべてタッチパネルから行います。タッチパネルの指示に従って操作するだけで、どなたでも簡単に使用できます。
標準仕様
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接続アダプター
純水計量部
純水吸引部
振とう機