会社案内 分析機器 設備・サポート 環境分析 採用情報
自動希釈装置(2本タイプ)
 
自動希釈装置(2本タイプ)KI-100-83MT4N
お問い合わせはこちら

本装置はBOD測定における希釈作業を自動化した装置です。
BODの測定工程において希釈作業は最も煩雑な作業ですが、
本装置では低濃度から高濃度のサンプルまで精度良く倍々の3段もしくは2段希釈を行う事ができます。(初段は任意倍率)
また本装置は自動BOD測定装置と共にご使用頂く為、1日目と5日目のサンプルを別々に調製します。

主な特徴

1.弊社BOD測定装置と連携し使用可能

本装置は弊社の自動BOD測定装置、土日対応自動BOD測定装置と連携し使用する自動希釈装置です。各BOD測定装置と同様のカセットにてノズル等の部品を設計致しますので、本装置にて希釈したカセットをそのまま測定装置に移し測定が可能です。
また最短の測定、希釈の時間はほぼ同等ですが、実質では希釈工程が先に終了しますので準備等を含め、無駄のない作業ができます。

2.初段希釈倍率は任意設定が可能

初段希釈倍率は400mlの計量槽に対し、目標倍率相当のサンプルを投入する事により任意の希釈倍率で倍々の3段希釈もしくは2段階の希釈を行う事ができます。

初段をn倍とすると…2段目は2n倍、3段目は4n倍となります。

3.単独希釈機能

各チャンネルを設定し稼働させる事ができますので、1chのみ稼働させる、1chのみ稼働を止めるなど状況に応じた設定、稼働も可能です。
また各種手動操作画面がございますので各部を単独で動作可能です。

4.計量槽精度確認機能

任意の計量槽に水中ポンプから自動で水を注入し、任意のレベルセンサーにて止める事ができますので計量槽から排水し、精度確認をする事ができます。

5.タッチパネルで直感的な操作が可能

本装置ではパソコンは使用致しません。
タッチパネルからスタート・ストップ等の操作が可能となっておりますので、タッチパネルの指示に従って操作をするだけで、どなたでも簡単にお使いいただけます。

主な仕様

装置名称 自動希釈装置
装置形式 KI‐100‐83MT4N
希釈段数 3段もしくは2段希釈切り替え可能
(カセット単位のみ)
希釈検体数 4検体×3段希釈×2回=DOフランビン24本
4検体×2段希釈×3回=DOフランビン24本
DO1用、DO5用同時作成 計48本
希釈時間 8検体3段希釈 最短約6分
希釈倍率 3段希釈の場合 初段 任意(n倍)
2段目 2n倍
3段目 4n倍
2段希釈の場合 初段 任意(n倍)
2段目 2n倍
サンプル容器 フランビン(約100ml)
計量槽容量 400ml
液面の検出 電子レベル検出器による
注入ノズル 一軸(前後) モーター駆動
制御方法 シーケンサ
操作 タッチパネル
外形寸法 W550×D450×H700
重量 約35kg
電源 AC100V 3A 50/60Hz
設置条件 腐食性ガス発生のない室内
(20℃恒温室が望ましい)
排水口まで3m以内

弊社では低価格でフランビンを販売しております。 またフランビンのビンのみでの販売も致しておりますので是非ご活用ください。詳しくはコチラをご確認ください。


タッチパネル画面
タッチパネル画面